【お断り】今回からのシリーズでは、できるだけ簡潔にするために、少ない例を示して、「これは○○の効果です」などと、断定的な表現をしていますが、実際には、かなりの数の試行錯誤の元に出されたものです。「そんなに実験結果が都合よく出るんかいな」「そんなに簡単に結論出すなや」等のツッコミはご容赦ください^^;

こんばんは。

さて、今日は10月のくせに夏が戻ってきたような暑さでした。
そんなわけで、自由研究も戻って来ました。

今回のテーマは、亀裂のダメージ。

与えたダメージが、わかりやすい数字で見られる亀裂。
そのおかげか、亀裂のダメージについては、多くの情報が出回っています。
それ以前に、現状、ドラブレでの最重要イベントが亀裂だからでしょうか^^;

なんにしても、そのような情報には大変お世話になっていると同時に、誤解も少なくありません。
今回からしばらく、自分の知っている範囲の情報を整理してみようと思います。

 まずは、かなり広く知られている情報から。
前回の再掲になりますが、200戦までメンバーで、618戦?あたりを戦った際のダメージです。

 XXXXXXX が ファンロン戦に参戦 1193100 のダメージ!
 XXXXXXX が ファンロン戦に参戦 1193100 のダメージ!
 XXXXXXX が ファンロン戦に参戦 2648100 のダメージ!
 XXXXXXX が ファンロン戦に参戦 465600 のダメージ!
 XXXXXXX が ファンロン戦に参戦 2793600 のダメージ!
 XXXXXXX が ファンロン戦に参戦 1484100 のダメージ!
前回記事では、HPは3億と書きましたが、実際には290,999,999でした。

ついでに、カブトムシ1匹で参戦すると、こんな感じです。
 XXXXXXX が ファンロン戦に参戦 29100 のダメージ!
ちょうど、 290,999,999+1の1/10000ですね。
そして、200戦までのメンバーでのダメージも、
1193100=29100×41
2648100=29100×91(以下略)
と、全部29100の倍数なんですね。

結論から言うと、「亀裂で出るダメージは、全て[(ボスのHP+1)/10000]の倍数」です。

そして、5極カブトムシで出たダメージの「29100」は、どんなに攻撃力の低いモンスター、
例えば、レベル1ランク1のハムスター(攻100)でも、与えられるダメージです。

ここまでは、かなり良く知られているお話。

なお、カブトムシ12匹で攻撃すると、29100×12とかのダメージになるかというと、そんなことはありません。
29100のままなので、カブトムシ軍団で亀裂をどこまでも進めていく作戦は、夢のまた夢です><;

さて、本題に戻りまして、亀裂ダメージを分析する際には、この事実はこれはこれで興味深いのですが、少しばかり、というか、かなり不便です。何しろ、攻撃力を変えて一発のダメージを分析しようにも、半端な攻撃力では、全て29100になってしまいます。より多くのダメージを与えられるようにすると、攻撃部隊が一撃で死んでくれないので、分析が面倒になります。そんなわけで、亀裂のダメージ分析は、亀裂を進めきった後でのんびりと行うのではなく、「ボスのHPが少ない序盤に行う」ことが、分析を容易にしてくれます。

実は、ファンロンの第1戦で、既にデータは取っていました。

モンスター 攻撃コウゲキ回数カイスウ 属性ゾクセイ 攻撃力コウゲキリョク ダメージ
アカハコスライム 1 ホノオ 1,100 742
ダークラビット 1 ヤミ 1,200 1,074
コオリダマ 1 ミズ 900 500
コオリダマ 1 ミズ 900 500
アオモネ 1 ミズ 800 418
ユキ紳士シンシ 1 ミズ 1,300 866
ハゲンティ 1 ミズ 1,200 768
ツタ精霊セイレイ 2 モリ 1,100 1,346
モリノモノリス 2 モリ 1,000 1,170
アカハコスライム×2 2 ホノオ 1,100 1,482
アカハコスライム×2 3 ホノオ 1,100 2,222

第1戦のHPは19999なので、[(ボスのHP+1)/10000]は2、ダメージは全て偶数ですね。
モンスターは、全てランク1レベル1で、分析しやすいよう、100の倍数のものだけとしています。

まずはわかりやすい所から。
ダークラビットとハゲンティの比較をすると、同じ攻撃力にもかかわらず、ダークラビットのほうが約1.4倍のダメージを与えているようです。
これは、属性の相性の影響ですね。巷で言われている通り、光⇔闇では、ダメージは通常の1.4倍になるようです。

次に、蔦の精霊と、アカハコスライム×2を見てみると、こちらはアカハコスライムの方が約1.1倍のダメージを与えているようです。
これは、私が炎属性であることの効果です。属性のモンスターについては、ダメージが1.1倍になるようです。

それから、同じモンスターで、同じ攻撃回数であればダメージは同一のようです。つまり、ダメージ計算に際してのランダム要素はないようです。

次に、「アカハコスライム」と、「アカハコスライム×2」を見てみると、ダメージがちょうど2倍、3倍になっているわけではないようです。ここで、ダメージから[(ボスのHP+1)/10000]の2を引いた数字で比較すると、
1480=740×2
2220=740×3
と、きれいな関係になりました。ここから、「ダメージには、実際に与えたダメージとは別に、[(ボスのHP+1)/10000]が加算されている」という仮説が出てきます。

618戦のときの、「カブトムシでもハムスターでもダメージは29100」は、実際に与えたダメージは、両方とも0だったので、29100が加算されて同じ数字になっていたと考えられます。
「ダメージは全て29100の倍数になる」ために、29100に満たないダメージは、切り捨てられて0になっている可能性が高いです。
 
このようなことを書くと、「自分はダメージ0を出したことがある!」だから、「ダメージには、実際に与えたダメージとは別に、[(ボスのHP+1)/10000]が加算されている」は間違っているとのツッコミが来そうです。

実際に、ダメージ0の戦闘は存在します。
ただ、ダメージ0が発生するのは、「ボスのHPが満タンからの戦闘」の場合のみです。
(例外はあるのですが、ここではまだその話はしない方向で^^;)

上に出ている数値は、実は全て「ボスのHPが満タンではない状況からの戦闘」です。
そして、満タンからアカハコスライム1体で 攻撃した場合のダメージは「740」になります。
ボスのHPが満タンのときだけは、、[(ボスのHP+1)/10000]が加算されている」が発生しないようです。
(これも良く知られている話^^;)

他にもわかることがあります。 
モリノモノリスと、蔦の精霊のダメージを比較すると、ダメージが攻に比例するのであれば、1.1倍になりそうですが、実際のところは、1.1倍よりも少し大きくなっているようです。

ここで、話を一気に飛ばして、今回のメガロドンでのデータです。1、2戦は間違えて倒してしまったため、
第3戦のデータです。ダメージは、全て4の倍数になっています。
(仮説に従い、4を引いた後に攻撃回数で割った攻撃1回あたりのダメージです)。
属性は全て水で統一しています。 
 
モンスター 攻撃力コウゲキリョク ダメージ
ブルートル 300 104
ミニクロ 500 224
エピナット 600 296
アオローパー 700 372
ラカンシー 650 332
トレミット 700 372
ヌマボックス 800 456
コオリダマ 900 544
ユキナイト 950 592
マホーク 1,050 688
ボーンフィッシュ 1,200 840
オオカモメ 1,700 1,416
アオハコ 1,100 736
オオガメ 1,000 640
ソウサル 1,250 892
オウムイカ 1,400 1,060
アオゴーレム 1,500 1,176
ヴァインブルー 1,000 640
 
間違えて同じ攻撃力のモンスターを使ったりしていますね^^;
これをグラフにプロットすると・・・・

ダメージプロット1

 大体直線のような、少し反り返っているようなグラフです。
エクセルの機能で、近似直線を付けてみましょう。

ダメージプロット2

やっぱり、少しずれているようです。自然観察での数値なら、十分ですが、ゲームの世界で、しかもランダム要素がない数値でこれはダメですね。

というわけで、別の近似をしてみます。

ダメージプロット3

はい完璧♪

計算式は、これで間違いがなさそうです。ダメージは、「攻の1.5乗に比例する」と考えて良いでしょう。
グラフの式は、1.5076乗になっていますが、4の倍数になる段階で多少のずれが出ているであろうことと、
ゲームのデザイン上、そんなに面倒な数字を使うとは思えないということで。

結論としては、攻が2倍になれば、ダメージは2の1.5乗、= 2√2 = 約2.8284倍、
攻が100倍になれば、ダメージは100の1.5乗 = 100√100 = 1000倍になるわけですね。


だとすると・・・・天敵の「10倍」は、ダメージが10倍なのか、攻が10倍なのかで大違いです!

と言うわけで、わざとらしい引張りを入れたところで、今回はココまで!
(思いのほか長くなってしまいました^^;)

それではまた~~♪